理学療法士が解説する、正しい筋トレのポイント!【パート1】

リハビリ関連

筋トレの重要性は、健康的な生活を送る上で欠かせない要素であり、その効果は数多くの研究やエビデンスによって支持されています。さらに、理学療法士の専門知識が筋トレの安全性や効果を最大限に引き出す上で不可欠であることも確認されています。本記事では、筋トレの重要性と理学療法士の役割について、エビデンスに基づいて詳しく解説していきます。

1. 筋トレの重要性の紹介

筋トレは、筋肉を強化するためのトレーニング方法であり、その効果は単なる筋肉の増強にとどまりません。実際に、筋トレは健康的な生活を送る上で非常に重要な役割を果たします。エビデンスによれば、筋トレは以下のような健康上の利点があることが示されています。

■筋力の向上:

筋トレは筋肉の強化を促し、身体の筋力を向上させます。これにより、日常生活での動作や運動パフォーマンスが改善されます。

■骨密度の増加:

筋トレは骨の負荷を増やすことで骨密度を向上させます。これにより、骨粗鬆症などの骨に関する問題の予防に役立ちます。

■代謝の改善:

筋トレによって筋肉量が増加することで、基礎代謝率が向上し、脂肪燃焼が促進されます。

■糖尿病の予防:

筋トレは血糖値のコントロールを改善し、糖尿病の発症リスクを低減させる効果があります。

これらの健康上の利点からもわかるように、筋トレは単なる筋肉を鍛えるだけのトレーニングではなく、全身の健康を維持するための重要な手段と言えます。

2. 理学療法士の専門知識の必要性

筋トレを安全かつ効果的に行うためには、理学療法士の専門知識が不可欠です。理学療法士は、身体の解剖学や生理学、運動医学などの豊富な知識を持ち、個々のクライアントのニーズや能力に合わせて適切なトレーニングプランを提供することができます。

さらに、理学療法士は筋トレを行う際の正しい姿勢やフォーム、適切な負荷量などについても指導することができます。これにより、怪我のリスクを最小限に抑えながら、最大限の効果を得ることが可能となります。

エビデンスによれば、理学療法士の指導のもとで行われる筋トレは、怪我のリスクが低く、効果が高いとされています。そのため、理学療法士の専門知識は筋トレを行う上で欠かせないものと言えます。

3. 結論

筋トレは、健康的な生活を送る上で欠かせない要素であり、その効果は数多くの研究やエビデンスによって支持されています。また、筋トレを安全かつ効果的に行うためには、理学療法士の専門知識が不可欠です。理学療法士の指導のもとで行われる筋トレは、怪我のリスクが低く、効果が高いとされています。したがって、筋トレを取り入れたいと考える人は、理学療法士に相談することをおすすめします。

これらのエビデンスに基づく情報をもとに、自身の健康を考える人々が正しい筋トレを行い、健康的な生活を送る手助けとなることを願っています。

古桑 穰二

■出身地:埼玉県新座市出身
■職業:経営者、理学療法士
■会社名:合同会社Support Life
■事業:訪問看護(訪問看護ステーションささえーる)

私は10代の頃は身体が弱く、5年近く入退院を繰り返す辛い時期を経験しております。 その頃から、病院は身近な存在であると同時に、苦しい想い出の詰まった場所となっておりました。
その後、家族の勧めもあり医療職を志すようになり、理学療法士の資格を取得しました。 市中病院の療養型病棟に配属となり、病院勤務におけるやり甲斐や楽しさを感じていた一方で、どこか「物足りなさ」や「違和感」を持っている自分がいました。
そんな時、たまたま勤めていた病院で訪問看護ステーションを立ち上げることが決まり、そこに初期メンバーとして参画することになりました。
最初は、慣れない訪問でご利用者を前にして頭が真っ白になることもありました。 ご利用者を前にして「どのように接すれば良いのだろう?」「どのような案内の仕方が良いのだろう?」「どのようなメニューが日々の生活に適しているのだろう?」と、試行錯誤をする毎日が続きます。 そして、1件また1件と訪問を重ねていく中で、ご利用者の声に深く耳を傾けて、ご利用者の気持ちをしっかりと汲み取る心構えができていきました。
そうすると、1日に何十人もの受け持ちのリハビリをこなす病院での働き方とは違い、ひとりひとりのご利用者にしっかりと時間を使えること、 決まりきったメニューをこなすのではなく本当にその方に合ったリハビリを提供できる、訪問での働き方にやり甲斐を強く感じるようになっていきました。
訪問は決して楽ではないですし、ご自宅にお伺いすることの大変さももちろんあります。
しかし、目に見えて利用者さんのADLや生活が良くなっていく姿を目の当たりにできることは、病院では体感しづらい、訪問ならではの喜びだと思います。
私は自分の生まれ育った埼玉県新座市に強い愛着を持っています。 いまこの地域には、訪問看護と訪問リハビリとが連携してご利用者を支えていくための資源がまだまだ足りておらず、 受け入れ先のないご利用者がたらい回しになる場面も目にしてきました。
訪問のやり甲斐を感じ、生まれ育った「新座市」を支えるステーションを目指して、「訪問看護ステーションささえーる」を開設いたしました。

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