理学療法士が解説する、正しい筋トレのポイント!【パート5】

リハビリ関連

本記事では、理学療法士の視点から、効果的なトレーニングプログラムの設計方法に焦点を当てます。個々の目標に合わせたトレーニング計画の重要性や、科学的根拠に基づいたトレーニングの組み立て方について解説します。理学療法士の知識とエビデンスに基づいたアプローチを通じて、安全で効果的なトレーニングプログラムを構築する手助けを提供します。健康やフィットネスの目標を達成するために、適切なトレーニングプログラムの設計は不可欠です。

1. 個々の目標に合わせたトレーニングプログラムの設計方法

トレーニングプログラムを設計する際には、個々の目標やニーズに合わせた計画を立てることが重要です。エビデンスに基づいたアプローチにより、効果的で持続可能なトレーニングプログラムを構築する方法が示されています。

まず、個々の目標を明確にすることが重要です。例えば、筋力の向上、持久力の向上、体脂肪の減少、姿勢の改善など、目標を具体的に定めます。次に、その目標に適したトレーニング方法や演習を選択します。エビデンスに基づいたアプローチでは、特定の目標を達成するために最も効果的なトレーニング法が示されています。

トレーニングプログラムを設計する際には、適切な強度、ボリューム、頻度を考慮する必要があります。エビデンスによれば、適切なトレーニングの強度やボリュームは、目標に応じて調整する必要があります。また、適切な休息や回復を取ることも重要です。過度なトレーニングや休息不足は、逆効果になる可能性があります。

最後に、トレーニングプログラムは継続的に評価し、必要に応じて調整することが重要です。エビデンスに基づいたアプローチでは、定期的な評価とフィードバックを通じて、トレーニングプログラムを最適化する方法が示されています。

2. エビデンスに基づいたトレーニングの組み立て方

エビデンスに基づいたトレーニングの組み立て方では、科学的な根拠に基づいたトレーニング法を組み合わせることが重要です。具体的な方法として、以下のポイントが挙げられます。

まず、基本的なトレーニング法を理解し、それを組み合わせることで、総合的なトレーニング効果を高めることができます。例えば、筋力トレーニングと持久力トレーニングを組み合わせることで、筋力と持久力の両方を同時に向上させることができます。

次に、トレーニングの変動を取り入れることが重要です。エビデンスによれば、トレーニングの変動は筋肉の適応を促し、トレーニング効果を最大化することができます。例えば、トレーニングの強度やボリュームを変えることで、筋肉の成長や強化を促進することができます。

また、個々のトレーニング法や演習を選択する際には、エビデンスに基づいたアプローチを採用することが重要です。特定のトレーニング法や演習が特定の目標に対して効果的であるかどうかを確認し、それに基づいてトレーニングプログラムを構築します。

総じて、エビデンスに基づいたトレーニングの組み立て方では、科学的な根拠に基づいたトレーニング法を組み合わせ、トレーニングの変動を取り入れ、効果的なトレーニングプログラムを構築します。個々の目標に合わせたトレーニングプログラムの設計は、健康やフィットネスの向上に不可欠です。

古桑 穰二

■出身地:埼玉県新座市出身
■職業:経営者、理学療法士
■会社名:合同会社Support Life
■事業:訪問看護(訪問看護ステーションささえーる)

私は10代の頃は身体が弱く、5年近く入退院を繰り返す辛い時期を経験しております。 その頃から、病院は身近な存在であると同時に、苦しい想い出の詰まった場所となっておりました。
その後、家族の勧めもあり医療職を志すようになり、理学療法士の資格を取得しました。 市中病院の療養型病棟に配属となり、病院勤務におけるやり甲斐や楽しさを感じていた一方で、どこか「物足りなさ」や「違和感」を持っている自分がいました。
そんな時、たまたま勤めていた病院で訪問看護ステーションを立ち上げることが決まり、そこに初期メンバーとして参画することになりました。
最初は、慣れない訪問でご利用者を前にして頭が真っ白になることもありました。 ご利用者を前にして「どのように接すれば良いのだろう?」「どのような案内の仕方が良いのだろう?」「どのようなメニューが日々の生活に適しているのだろう?」と、試行錯誤をする毎日が続きます。 そして、1件また1件と訪問を重ねていく中で、ご利用者の声に深く耳を傾けて、ご利用者の気持ちをしっかりと汲み取る心構えができていきました。
そうすると、1日に何十人もの受け持ちのリハビリをこなす病院での働き方とは違い、ひとりひとりのご利用者にしっかりと時間を使えること、 決まりきったメニューをこなすのではなく本当にその方に合ったリハビリを提供できる、訪問での働き方にやり甲斐を強く感じるようになっていきました。
訪問は決して楽ではないですし、ご自宅にお伺いすることの大変さももちろんあります。
しかし、目に見えて利用者さんのADLや生活が良くなっていく姿を目の当たりにできることは、病院では体感しづらい、訪問ならではの喜びだと思います。
私は自分の生まれ育った埼玉県新座市に強い愛着を持っています。 いまこの地域には、訪問看護と訪問リハビリとが連携してご利用者を支えていくための資源がまだまだ足りておらず、 受け入れ先のないご利用者がたらい回しになる場面も目にしてきました。
訪問のやり甲斐を感じ、生まれ育った「新座市」を支えるステーションを目指して、「訪問看護ステーションささえーる」を開設いたしました。

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